
マーチンゲール法とは?|利点欠点・パーレー法との組み合わせについて
最終更新日: 2026/01/20
この記事では多くのプロギャンブラーも活用しているシステムベッティング「マーチンゲール法」についてわかりやすく徹底解説。マーチンゲール法の利点や欠点を筆頭に、パーレー法との組み合わせ等にも触れていきます。
マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法とは、オンラインカジノで使用できるシステムベッティングの1つです。システムベッティングとは、ギャンブルにおいてどのように賭けを進めていくかの戦略のことを言い、マーチンゲール法は2倍配当のゲームで利用できます。
マーチンゲール法のメリット
まずはマーチンゲール法の利点からご紹介します。マーチンゲール法には「ルールがシンプル」「損失が一度に取り戻せる」「負け続ける可能性が低い」等の利点があります。
メリット1. ルールがシンプル
マーチンゲール法は負けたら賭け金を2倍にする、というとてもシンプルなシステムベッティングです。そのため、オンラインカジノを始めたばかりのビギナーの方でもすぐに実践で活用できます。
他のシステムベッティングは計算が複雑で紙とペンが必要になるものもあります(ウィナーズ投資法やモンテカルロ法など)。しかし、マーチンゲール法は頭の中ですぐに計算できるので、とても簡単です。
メリット2. 損失が一度の勝利で取り戻せる
マーチンゲール法は負けたとしても賭け金を増やしていくため、勝った時の払戻金が大きくなります。そのため、連敗したとしても一度でも勝利できれば、それまでの負け分をすべて取り戻すことができます。
メリット3. 負け続ける可能性が低い
マーチンゲール法は2倍配当のゲームで利用します。つまり、勝率は50%ということです。この場合、数学的に考えて、永遠に負け続けるということはありません。2倍配当のゲームをプレイした場合、連敗する可能性は以下のように下がっていきます。
| ゲーム回数 | 連敗の確率 | 勝率 |
|---|---|---|
| 勝率 | 50% | 50% |
| 2連敗する確率 | 25% | 75% |
| 3連敗する確率 | 12.5% | 87.5% |
| 4連敗する確率 | 6.25% | 93.75% |
| 5連敗する確率 | 3.125% | 96.875% |
| 6連敗する確率 | 1.563% | 98.437% |
| 7連敗する確率 | 0.78% | 99.22% |
| 8連敗する確率 | 0.40% | 99.6% |
| 9連敗する確率 | 0.20% | 99.8% |
| 10連敗する確率 | 0.10% | 99.9% |
つまり、10回目連続でゲームに負ける可能性は、0.10%ということです。実際に10回連続で負ける可能性は極めて低く、ほとんどの場合でその前に勝利できます。
これによりマーチンゲール法で負け続けるということはめったになく、ほぼ必ず利益を出せるといえます。
マーチンゲール法のデメリット
上記の3つの利点だけ見ると完璧な戦略にも思えてきますが、マーチンゲール法には欠点もあります。主な欠点は「利益が含まらない」「ある程度の資金が必要」です。
デメリット1. 利益が膨らまない
マーチンゲール法で勝利した際に手元に利益として残るのは最初の賭け金のみです。連勝できればある程度の利益を得ることができますが、負けと勝ちを繰り返している場合、少しずつしか利益を得ることができません。そのため、短時間で稼ぎたいというプレイヤーにはお勧めできません。
また、マーチンゲール法では利益が膨らみにくいので、一度損切りをしてしまったら、その分を簡単に取り戻すことができません。
デメリット2. ある程度の資金が必要
マーチンゲール法は賭け金が急速に上がっていくため、ある程度テーブルリミットが高いゲームを選ぶ必要があります。その場合、ミニマムベットも高くなるので、資金が少ない場合、すぐにゲームが継続できなくなってしまいます。
テーブルリミットの高いゲームを選んで長くゲームを続けられるようにするには、最初からまとまった資金を用意しておく必要があります。
デメリット3. 勝利までの心理的負担が大きい
マーチンゲール法はどんどん賭け金が大きくなります。これは同時に損失額が急速に増えていくことを意味します。一勝すればそれを取り戻せるということがわかっていたとしても、損失額が膨らむと心理的負担が大きくなり、せっかくのカジノゲームを楽しめなくなってしまいます。
そのため、心理的負担を少なくするために、最初の賭け金を極端に低くしたり、早めに損切りをしたりするなど工夫が必要となります。
マーチンゲール法のやり方
マーチンゲール法のやり方はとてもシンプルで、ゲームで負ける度に、次のゲームで前回の賭け金の2倍を賭けるだけです。
例えば、最初のゲームで5ドルを賭けて負けたとしましょう。この場合、次のゲームでは5ドルの2倍の金額、つまり10ドルを賭けます。そしてさらに負けてしまった場合は、次のゲームで20ドルを賭けます。
このように、負けたら倍の金額を賭ける、というのがマーチンゲール法の基本ルールです。
そして、ゲームに勝利した時には最初の賭け金である5ドルに戻してゲームを再開します。マーチンゲール法では一度勝利すると、最初の賭け金が利益として手元に残ります。
上記に例で3ゲーム目、つまり20ドルを賭けた時に勝利したとしましょう。すると、賭け金の2倍の配当として40ドルを受け取ります。これまでの賭け金の合計は5ドル+10ドル+20ドル=35ドルです。つまり、40ドル-35ドル=5ドルが利益として確定します。
マーチンゲール法の使えるカジノゲーム
マーチンゲール法は2倍配当のゲームのみで利用できます。つまり、ブラックジャックやルーレットの赤・黒、奇数・偶数、ハイ・ローがこれに該当します。マーチンゲール法を3倍以上の配当のゲームを使用した場合、1回のゲームの勝率が低くなります。そして、連敗する確率が高くなるので利益を生むことが難しくなります。
マーチンゲール法のコツ
マーチンゲール法を利用する際には、初めから何連敗したら最初の賭け金に戻す、損益がこの金額に達したらゲームをやめる、など損切りするタイミングを決めておくことが大切です。
マーチンゲール法ではあっという間に賭け金が大きくなるので、調子が悪い時は無理にゲームを継続しないことがコツです。そのため、ゲームを始める前に損切りするタイミングを明確に決めており、必ずそれに従うようにしましょう。
+この戦略が向いている人
十分な資金がある
資金管理が得意
連敗してもメンタルを維持できる
−この戦略が向いていない人
資金が不十分
勝敗でメンタルが左右されがち
短時間で功績を出したい
マーチンゲール法 シミュレーション|ルーレット
ここではマーチンゲール法をルーレットで使用した際にシミュレーションを紹介します。2倍配当のゲームの中でもルーレットの赤・黒でマーチンゲール法を使用したと仮定しましょう。
シミュレーション1:5勝5敗の場合
まずは、ルーレットで勝敗が五分五分の時のシミュレーションを紹介します。そして、最初の賭け金を5ドルと設定します。
| ゲーム回数 | 賭け金 | 勝敗 | 配当 | 損益 |
|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 5ドル | 〇 | 10ドル | +5ドル |
| 2回目 | 5ドル | 〇 | 10ドル | +10ドル |
| 3回目 | 5ドル | × | 0ドル | +5ドル |
| 4回目 | 10ドル | × | 0ドル | -5ドル |
| 5回目 | 20ドル | × | 0ドル | -25ドル |
| 6回目 | 40ドル | 〇 | 80ドル | +15ドル |
| 7回目 | 5ドル | × | 0ドル | +10ドル |
| 8回目 | 10ドル | 〇 | 20ドル | +20ドル |
| 9回目 | 5ドル | × | 0ドル | +15ドル |
| 10回目 | 10ドル | 〇 | 20ドル | +25ドル |
このシミュレーションでは、最初に連勝をしたので順調に資金を増やすことができました。しかし、後半で5連敗をしてしまい、損失が-90ドルまで増えてしまいました。
11回目で勝利すればそれまでの損失をすべて取り戻し、5勝分の利益である25ドルを得ることができます。しかし、10回目の賭け金がすでに80ドルであり、次のゲームでは160ドルを賭けなければいけません。ここで問題となるのが、テーブルリミットです。万が一テーブルリミットが100ドルに設定されているとそれ以上ゲームを継続できないため、-90ドルの時点で損切りをしなければいけません。
すると、この90ドルを後から取り戻すのは非常に難しくなります。このように連敗してしまい、最終的にマーチンゲール法で損失が確定してしまうこともあるのです。
シミュレーション1と2では共に5勝5敗ですが、どのような順番で勝ち負けを繰り返すかによって、結果が異なるのがわかります。
シミュレーション3:1勝9敗の場合
最後に、マーチンゲール法を使用して9連敗してしまった時の例を見てみます。このシミュレーションでは最初の賭け金を1ドルに設定します。
| ゲーム回数 | 賭け金 | 勝敗 | 配当 | 損益 |
|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 1ドル | × | 0ドル | -1ドル |
| 2回目 | 2ドル | × | 0ドル | -3ドル |
| 3回目 | 4ドル | × | 0ドル | -7ドル |
| 4回目 | 8ドル | × | 0ドル | -15ドル |
| 5回目 | 16ドル | × | 0ドル | -31ドル |
| 6回目 | 32ドル | × | 0ドル | -63ドル |
| 7回目 | 64ドル | × | 0ドル | -127ドル |
| 8回目 | 128ドル | × | 0ドル | -255ドル |
| 9回目 | 256ドル | × | 0ドル | -511ドル |
| 10回目 | 512ドル | 〇 | 1024ドル | +1ドル |
